カレーになりたい 181106

打合せでラボにきたある男性が、「うちの小学校6年の息子がAIR SPICEでカレー作ってます」という。
えええええ!? と動揺してしまった。あれを、小学生が!? 料理もカレーも好きだったため1年コースを誕生日プレゼントにあげたところ、すっかりハマり、レシピを読みながら毎月せっせと作っているそうだ。週末にキャンプへ行ったりするときには前夜に仕込み、出来上がったカレーを鍋に入れて持ち込む。スパイスの配合が書かれた掛け紙を持参し、食べる人にスパイスの説明もするのだという。去年出版した「スパイスカレー事典」は神棚のごとく飾ってパラパラとめくっているようだし、「水野さんに強烈な憧れをもってるみたい」だという。
AIR SPICEにそんなユーザーがいたのか……。こういう話を聞くと、AIR SPICEをやっていてよかったなぁ、と思う。これでだけであと1年は頑張れる。それにしても、ふと、不安がよぎる。レシピはまだいいとして、毎月くだらないことを書いているジャーナルというスパイスコラム。あれは、内容的に大丈夫だろうか。子供のユーザーがいるという前提がなかったから、BARでの男女の会話を持ち出したりして、自由に展開させてしまっているけれど、あれを毎月よんだら、ろくなオトナにならない気がするなぁ。
その子が、間違って、いつかM響アワーを聴いてしまうことだけはないように祈りたい。

カレーになりたい 181106 への1件のフィードバック

  1. 岸 洋貴 のコメント:

    突然のご連絡申し訳ありません
    テレビ朝日の岸と申します。
    私どもは現在「博士ちゃん」という番組を制作しております。
    何かに特化した知識・特技・情熱を持っているお子さんに出演して頂く番組です。
    MCはサンドイッチマンさんと芦田愛菜さんです。
    2018/11/7のブログに登場するお子さんがスパイスやカレーにとても詳しいのでは思い
    メールいたしました。
    出来れば保護者の方と一度話をしたいのですが私の連絡先を先方にお伝えいただく事は可能でしょうか?
    お手数をおかけいたしますが
    どうぞよろしくお願いいたします。

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