カレーになりたい 181013

カレーの林間学校があった。
カレーの学校があるのだから、林間学校があってもいいじゃないか、とある卒業生が声を上げ、有志が集まって企画実施した。僕は現場に行ってカレーを作ってしゃべってダラダラするだけで何もしなかったのだけれど……。
大鍋でたっぷり時間をかけてゆっくり作るカレーは楽しくておいしいなぁと改めて思った。アウトドアだからさらに盛り上がる。またやりたいと思う。
林間学校に参加してみて思ったが、企画者が何から何までお膳立てし、そこに乗りますか? 乗りませんか? 的な形の企画ではない空気がとてもよかった。もちろん、企画者、スタッフはこのためにロケハンまでしてあれこれと準備して大変だったとは思うけれど、参加者が自分たちで楽しもうという姿勢が強く、それがなんとなく集合して全体としても楽しい空気を作っている。そう、この林間学校は、どこかが主催するイベントに参加費を払ってお客様として出かけていくものではないのだから。
緩やかな自主性が暗黙の了解になっていて成立する時間や空間というものの心地よさがあそこにはあった気がする。カレーの学校から生まれる企画は、そういう意味で参加者はいるけれどお客様が少ないものが多いと思う。それが僕は心地よい。
年明けにはカレーの修学旅行も予定されている。こちらの企画も同じようにお客様のいない旅行になるといいなぁ。楽しみだ。
 

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