根っこでつながっている人というのが、世の中には必ずいる。
それは、人によっては、「運命の赤い糸」とか表現するようなものかもしれない。とにかく、いる。
プラントハンターの西畠さんに会った。
「水野さんのいる場所がなんとなく見える気がします」
西畠さんがそう言った。
「西畠さんのいる場所がなんとなく見える気がします」
僕もそう思った。
いつか会ってみたいと思っていた人で、でも、絶対にいつか機会があるはずだから、その日が来るまでは積極的にアプローチしなくていい、と思っていた。その日が来たのである。たくさん話して、たくさん分かり合った。根っこでつながっている人だと改めて思った。話してみて明らかになったけれど、互いに存在を認識しつつ、面識がない間、きっと同じ場所に立っている人だろう、と互いに思っていたのだった。
カレーで言うなら、植物で言うなら、とそれぞれに自分のフィールドに置き換えて納得する対談だった。
「動物と虫に嫉妬する」
そう言った西畠さんの言葉が印象的だった。

