カレーになりたい 180812

とあるミュージシャンのラジオ番組でゲスト出演し、たっぷり1時間ほど話した。番組の中で、「水野さんは60年代、70年代の音楽しか聴かないってどこかに書いてありましたよね?」と突っ込みが入った。「いや、しか聴かないってわけじゃないんですが、あ、でも、聴いてないな」とかなんとか。そこから音楽のオールディーズを聴く行為と古典的なカレーを作ったり、老舗店のカレーを食べたりすることの共通点について盛り上がった。
話をしていて面白いことに気がついた。音楽の世界には楽曲提供、というものがある。自分で自分の作曲をしたもの以外に誰かに曲を書いて提供する。これ、カレーの世界にはないけれど、カレーの世界もレシピ提供っていうのがあると面白いなぁ、と思った。あるカレーがメニューに出たときに、「作詞」、「作曲」みたいな感じで提供者の名前が入る。いろんなカレー店のメニューが相互に影響し合う。下北沢「moonna」のメニューに喜多見「beeteat」の竹林さんの名前がある。喜多見「beeteat」のメニューに下北沢「moonna」の諏訪内君の名前がある。面白い。僕もいろんな人に“楽曲提供”をしたい。

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