カレーになりたい 180617

カレーの学校9期の授業が次回で終了する。卒業する生徒さんたちの間で毎期、卒業文集を作ることになっているのだけれど、ここで水野への質問コーナーがあるらしい。以下がそれ。

◎質問
・好きなカレー店は?
・カレー以外に好きなことは?
・カレーを食べるのは週何回?
・カレーを食べて太らない秘訣は?
・生徒におすすめのカレーの本は?
・愛用のカレーの調理道具は?
・ターニングポイントは?
・今後の活動、将来の夢は?
・9期メンバーへのメッセージを
 
こういう機会はたまにあるのだけれど、質問に答えるというのは、なかなか大変だな、と思う。答え方がいく通りもあるからだ。多重人格なわけでも虚言癖があるわけでもない。
質問というのは聞きたい人がいるわけで、それは、質問している本人の場合もあれば、本人以外の複数人の場合もある。いずれにしても、僕が答えるときは、その聞きたい人を意識して、その人(たち)が喜んでくれそうな答え、納得してくれそうな答え、満足してくれそうな答えを探そうとする。
だから、どんな状況でどんな人からどんな風に尋ねられているかによって同じ質問でも答え方が変わるのだ。そういうことで言えば、誰かとの会話もイベントでのトークも原稿の執筆もすべてが同じだということになる。
じゃあ、本当の水野仁輔は、いったいどこにいるわけ? と自問自答してしまう。自問自答だけは、答えがひとつしかないはずなのだけれど、これがまた最も難しいんだよなぁ。
 

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