千葉で友人が営む薬草園を訪ねた。薬草園を営むというよりも、薬草やフルーツを使ったブランデーの事業をこれから立ち上げようとしている。蒸留所となる予定の場所だ。彼（江口さん）はもともと選書業をメインに「ユトレヒト」という書店を営んでいた。最後に会った日は本屋さん、今回会ったらブランデーの蒸留職人になっていた。半年間、ドイツで修業を積んだという。「AIR SPICE」で何か一緒にやりませんか？　という話だったんだけれど、それはそれでぜひやりたいと思っているけれど、そんなレベルではない刺激を受けた。
「いいなぁ、この場所には夢しかないですね」
と言ったら江口さんは、そうかもねぇ……、というふうに笑った。
さて、自分も頑張らなきゃ。