カレーになりたい 170921

東京カリ~番長の衣装であるコックコートを全部で5着持っていたが、すべてリーダーに返却した。東京カリ~番長というグループを脱退したのだから、コックコートを返すのは普通のことだけれど、メンバーの中には、思い出(?)に、1着だけキープしたいという人もいる。わからないでもない。思い出が要らない(笑)僕は、すべてを返却。すでに今年に入ってからは一度も着たことがなかったから新しいメンバーが着て活躍してくれること願っている。
それはそれなのだけれど、最近、困っていることがある。衣装がない、のだ。NHKをはじめ、カレースターTシャツを着ることが多かったが、あれは、カレーの学校やカレーの車で活動しているときの限定的な衣装だと認識しているので、別の活動のときに着る気分になれない。AIR SPICEに関係することならAIR SPICEのコックコートがいい。インド関連なら東京スパイス番長が衣装にしているクルタというシャツがある。欧風カレー番長は衣装がない。
このところ、取材が続いているのだけれど、どの活動とも直接関係ない水野仁輔の個人活動に関する取材が多い。たとえば、著書に関する取材とか、講演会とか。さて、困ったな。芸能人やタレントじゃないからスタイリストがいるわけでもない。私服が異様なほど少ないからそれで取材を受けるのは、みっともない感じになってしまう。そもそも、その日、取材があるからといって着ていく服を考えなきゃいけないこと自体が面倒だ。そんな時間があったらカレーのことを考えたい。
色々なやんだ挙句、ルールを決めることにした。ボタンのある白いシャツ。これで統一しよう。そう思ったのは、牡丹のある白いシャツをたまたま何着が持っていたからである。あと数着、適当なのを買いたしておけば当分、“衣装”に困ることはない。面倒だからこれを機会に私服も全部白いシャツに統一しようかな。日々、悩まなくていい。
「そのシャツ、カレーのシミがつきそうですね」
「もうついてますよ」
「え!? 目立たないように柄ものとかにすればいいのに」
「しょうがないですよ、カレーの人ですから」
「そ、そうですね……」
しばらくは白いシャツを見つけたら、買っておくことにしよう。

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