まるごと一冊、カレーパンの本。
思い切った企画でカレーの本が出せるのは、編集者がP-VINE BOOKSの荒木さんだからである。
これまでアバンギャルドな、チャレンジングなカレー本は、たいてい彼の手がけたものである。
本書では、巻頭に「ZOPF」のカレーパン、巻末に「ブーランジュリ シマ」のカレーパンを特集した。
この2軒をめぐるエピソードで、僕は取材中に泣きそうになったことがある。
涙が溢れ出そうになったのを恥ずかしいから必死に我慢した。
そのことは、本書でふれているので、ぜひ読んでいただきたいと思う。
33冊目/うっとり! カレーパン
カテゴリー: 僕はこんなカレー本を出してきた