10冊目/水野仁輔の本当は教えたくないカレー 東京最好の100店

カレー店への一方的なラブレター。
これが、この本のコンセプトである。
ガイド本は、読者に向けておすすめ店を紹介するのが基本である。
ところが、この本では、僕がカレー店に向けて書いたラブレターを
読者にもこっそり盗み読みしてもらおう、というのが狙いだった。
その狙いがうまくいったのかどうかはわからないが、
この本を持ってあちこちのカレー店を食べ歩いてくれている読者が
たくさんいることは、カレー店の店主からよく話を聞いた。
巻末で糸井重里さんと対談しているが、
その中で僕が「カレー食べ歩きステージの変遷」について語っている。
当時、僕は自分の尺度で第4ステージにいる、と話していたが、
あれから7年。
僕はおそらく、第6ステージから第7ステージに入ろうとしている気がする。
そのことはまたどこかで機会があったら書きたいと思う。
   
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カテゴリー: 僕はこんなカレー本を出してきた |

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