水野仁輔の処女作です。
ひと言で言えば、カレーのサブカルチャー本。
表紙は伊藤桂司さん。
カバーにカレーの匂いつきというアバンギャルドな一冊。
中身は、当時の僕が面白いと思っていたことを詰め込みました。
とくに遠藤賢司さんへのインタビューは感慨深かった。
寝過ごして約束の時間に4時間遅れたエピソードは、
別の本「カレーになりたい」で書いてます。
カレーのサブカル(というかアングラというか)な側面が詰め込まれていて、
あれが僕のカレー活動の原点なんだよな、と今も感じてます。
15年間に渡って30冊以上、さまざまなカレー本を出版した今でさえ、
「いつまでたっても『俺カレー』を越えられないね」と言われることがあります。
僕も同感です。
処女作って、そういうものなのかもしれません。
※購入はこちらから
01冊目/東京カリ~番長の俺カレー
カテゴリー: 僕はこんなカレー本を出してきた