欧風カレーの缶詰を作りました。
これから、欧風カレー番長は新作を作るたびに缶詰にしていきます。
缶詰にする理由はふたつ。
ひとつめは、数量限定でお客さんに食べてもらいたいから。
南青山にある「BAR NOI」で売り切れるまで提供します。
毎回、20缶ちょっとしか作れないので、すぐになくなってしまうかも。
ふたつめは、パリとロンドンにいるメンバーに食べてもらいたいから。
缶詰にするカレーは、メンバー4人がレシピを開発しますが、
調理するのは東京在住組の佐藤と水野です。
出来上がったカレーを缶詰にして、パリとロンドンに送る。
彼らが試食して、メールで感想や分析をやり取りします。
「缶詰は販売しないんですか?」と聞かれます。
カレー缶は販売用ではありません。
保存料や化学調味料などは使いません。
専門知識を持ったメンバーが、専用の充填機を使って缶詰にし、
殺菌をかけて冷蔵保存します。
BAR NOIでは、注文があってから、約10分間ほど湯煎加熱して、
ふたを開けた状態で提供します。
あ、あとひとつ、缶詰にした理由がありました。
なんとなく、缶詰を作ってみたかったから。
ロゴを使ってラベルを印刷し、缶詰に貼る。
これはこれで愛着が沸いていいんじゃないか、と。
ワクワクしながら作業をして、初めてのカレー缶が完成しました。
満足感に包まれてしばらく缶を手にしげしげと見つめ、
は! と大変なことに気がつきました。
誤植。
「EUROPIAN CURRY BANCHO」になってる。
「EUROPEAN CURRY BANCHO」じゃなきゃいけないのに……。
ラベルはもう何千枚も印刷してしまいました。
残念。
ま、それはそれでまた愛着がわきました。
欧風カレー缶は、これから100種類を目指して、
調理、製作を続けていきます。
100種類の欧風カレーが出来上がった時、
日本のカレーの概念が変わるかもしれません
欧風カレー番長の欧風カレー缶
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