34冊目/3スパイス 3ステップで作る はじめてのスパイスおかずとカレー

「はじめてのスパイスカレー」のシリーズ第3弾。
著者としてたくさんの本を出していて嬉しいことは、出した本が増刷することである。
初版分の在庫がなくなるということは、
たくさん売れた(予想していたよりも売れた)ことの証である。
たくさん売れると僕が儲かるからうれしいんだ、と思う人が世の中には多い。
でも、業界の人なら知っている。
レシピ本の印税は微々たるもので、増刷したくらいで入ってくるお金は、
お小遣い程度の金額だということを。
もっと言えば、僕はお金儲けのための本を出しているわけではない。
「30冊以上本を出してるなんて、いいですね、夢の印税生活」
いろんな人に言われる言葉である。
でも、僕が本当に書籍の印税だけで生きていこうと思ったら、
1年間に12冊、10年で120冊の本を出さないと食べていけない。
そのくらい印税生活というものは、一般の方の想像とは違う。
ともかく、僕が自分の出した本が増刷することの最大の喜びは、
編集者やその他スタッフと一緒に作ったものが世の中に受け入れられた証だから。
そして、声をかけてくれた出版社に対して少しでも恩返しができたと思うから。
その関連で嬉しいことは、書籍がシリーズ化することだ。
これも理由は同じ。
これまでも様々なタイトルで連作を出す機会に恵まれた。
スパイスカレーが2冊続いたので、スパイスおかずにしよう、というのが本書。
表紙のスパイシーハンバーグは自慢のレシピなので、
ぜひ作ってもらいたい。
   
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カテゴリー: 僕はこんなカレー本を出してきた |

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