迷ったら買わないことにしている。
あ、買い物の話。
基本的に僕はほしいものがないから、ショッピングはしないけれど、旅に出るとそれでも買い物欲求が出てくる。
スパイス関連は勉強のために気になるものは買うようにしているが、他のものはあまり興味がない。
気になったとしても、迷ったら買わないことにしている。
でも、ひとつだけ例外がある。
料理関連書籍だ。
料理本だけは、迷ったら買うことにしている。
タイミングだから。
出会いだから。
このご時世、洋書もたいていアマゾンで手に入る。
旅先でかさばる本を買い、重いのをこらえて旅を続けるのはナンセンスだ。
スマホで表紙をパシャリとやって、あとから検索して買えばいい。
海を越えて誰かが重いのをこらえて届けてくれる。
それでも僕は旅先で気になる本を見つけたら、買う。
ニューヨークの出版社から出た本をパリで買い、
ロンドンの出版社から出た本をクアラルンプールで買う。
輸入しているから定価より高い。
旅の間にどうしても読みたい本ではない。
ナンセンスだ。
それでも買う。
それでも買うのは、本が好きだからということなんだろう。
基本的にほしいものがないわけだし、迷っても買うほど好きなものは他にはないのだろう。
今日買った2冊は、せっかくだから、旅の間にパラパラとでも見ておくとするかな。