カレーになりたい 180422

日曜の午後に、
大好きなラジオ番組、サンソンを聴きながら、
連載中のスパイスレッスン用に料理をする。
あー、なんて楽しいのだろう。
筍を焼き、スナップえんどうを茹でる。
あー、なんておいしいんだろう。
原稿書かなくちゃ。
料理が終わって試食していると、
サンソンが終わり、ゆずの番組が始まった。
リスナーの男性からお便り。
彼女だか奥さんだかにサプライズでゆずから
電話をするという展開。
ううう、サプライズをするのも受けるのも苦手な僕は、
自分のことではないのになんかドキドキしてしまう。
結果、この企画はあんまりうまくいかなかったようだ。
ほらね、やらなきゃいいのに(笑)。
でも、彼女はとっても喜んでいたのだろう。
大好きなふたりから電話があって
ちょっと放心状態になりながら話している風だった。
そして、電話を切る直前に、彼女は、こう言ったのだ。
「応援しています」
駆け込み乗車をするOLのように。
ギリギリセーフでその声はラジオを聴いている僕にも届いた。
なんか、すごいと思った。
あそこで「応援しています」は、
本当に心の底から思っていないと出ない言葉だと思った。
きっと頭が混乱しながら電話で話している間、
最後にこれだけは必ず伝えようと思っていたんじゃないかなぁ。
「応援しています」
「応援しています」ってすごい言葉だな。
応援する人も応援される人もすごい。
なんとなくずっと耳に残る言葉だ。

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