カレーになりたい 180202

書いている。
いま、僕は、原稿を書いている。
今年の新刊の原稿を。
書いていると言えるほどいい文章が書けているわけではない。
それでも手は動いている。
ひとまずできるだけ文字にして、何度も読み直してよくしていけばいい。
「かろやかに」と編集者に言われたが、かろやかがどんなだったかを忘れた僕の文章は、かろやかではない。
でも、まずいまはつらつらと書こう。
23時を過ぎてまだ書こうという姿勢がキープできているのは、久しぶりのことだ。
(年をとって疲れやすくなったからね)
だから、かけるところまで書こう。
 
悩んでいる。
いま、僕は、悩んでいる。
今年の新刊の原稿について。
原稿を書いている途中で編集者からメールがあった。
途中まで送った原稿を読んで、「その調子でかいてください」とあった。
どの調子かわからない、みたいなことを適当に返事したら、恐ろしいコメントが戻ってきた。
「かろやかで、軽妙洒脱で、粋で、エスプリがきいていて、小気味良いエッセイが、要所要所に入るといいなと思います」
はあああああああああああああああああああああ!?
もう、酒でも呑もうかな。
酒を呑みながら書いて、翌朝、読み直さずにそのままメールを送っちゃえ! と、つい先日、何人かからアドバイスをもらったとこだから。
だから、呑めるところまで呑もう。

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