カレーになりたい 171016

コーヒーハンター川島さんの秘密基地(?)を訪れた。
ジャマイカに行きたくなった。
 
川島さんが「水野さんはきっとこれをしたら楽しいんじゃないかな」と思ってくれていたことと、僕が「これから自分が時間を見つけてこれをやっていきたい」と思っていたことが一致していたので、話が弾む。
それは、イギリスからカレー粉が渡った国々の食文化を探索すること。ジャマイカに限らず、かつてイギリスが支配した国には何かしらカレー粉料理がありそうだ。7つの海を支配した国だから、7つの海を渡って旅をすることになる。少しずつやっていきたい。
 
川島さんが「僕はこういうタイプだからこうしているんだよね」と話してくれたことと、僕が「自分のタイプを考えるとこれからこうしていきたいな」と考えていることが一致していたので、また話は弾んだ。
それは、事業やお金のことは別の人にまかせて自分はコーヒーのことだけを考えて動くこと。それを大きなスケールで実現している川島さんに憧れた。僕も同じだ。事業やお金のことは誰かに任せたい。僕はその分やにあまり興味がないし、センスも実力もない。誰かいないかな。カレーのことだけを考えて行動し、インプットとアウトプットを続けられたらいいなと思う。
「いいパートナーが見つかるといいですね」
川島さんはそう言った。
 
すべてはコーヒーのために。これが川島さんが掲げるモットーだ。僕も同じようでありたい。
すべてはカレーのために。
「時間が足りないんです。いつまで現役でいられるかわかりませんから」
と僕が言うと、
「水野さんは若いからいいよ。僕は独立したの51歳の時だよ」
と川島さん。
 
次の予定があるからと基地を出る川島さんを見送って、僕は残り、毎日欠かさずやっているというカップテストを見させてもらった。焙煎度合いや産地、品種の違う30種類ほどのコーヒーを僕もテイスティングさせてもらう。
久しぶりにコーヒーの味が身にしみた。

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