カレーになりたい 170811

藤沢の「Big Sur」に行った。
1年ぶりかな。18時30分の開店自時間を20分ほど過ぎて店の扉を開けようとすると、自称”湘南病”の店主、吉田さんが、外に気が付いて扉を開ける。
「ごめん、あと30分くらいかかるんだ」
19時30分過ぎに再訪すると、何事もなかったかのように店は営業していた。ハイボールとエンドルフィンサラダ、スパイスヴルスト。
いつまでもダンディーな吉田さんの、昔からずっと変わらないトーンの、何度か聞いたことのあるようなお話が続く。藤沢の片隅で、吉田さんと常連客たちに挟まれてチキンカレーを食べた。
小雨の降る中、藤沢駅まで歩いた。30分ほど歩いたかな、と思ったが、40分かかっていたらしい。
あわよくば、ここからはしごして、飯塚くんが開店した「ハバチャル」に行こうとも思ったが、さすがにタイムオーバー。
品川駅に向かうJRの中でふと思い出す。そういえば、昼は、下北沢の「旧ヤム邸シモキタ荘」に行ったんだった。いないかな、と思ったオーナーの大ちゃんがいて、忙しない店内で1分だけ話した。
「すごいですね、繁盛してて。落ち着いたら飲みに行きましょうね」
「もう、いつでも大丈夫です! 落ち着きましたから」
店の外に目をやればお客さんの行列が見える。落ち着いたはずがない。それでも、嬉しいひと言だ。
こんなに積極的にカレー店に足を運んだのは、いつぶりだろう? 僕にとってやっぱりカレー屋はカレーを食べに行く場所ではない。店主に会いに行く場所なんだよな。


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