カレーになりたい 170805

毎週火曜日の朝にnoteというWEBメディアを使って「カレーにまつわるいろんな問題」について、勝手に記事をアップしている。
先週、「玉ねぎを冷凍したらアメ色に炒めやすくなるのか? 問題」について書いた。これは気になっている人が多かったみたいで、反響がいつもより大きかった。僕自身、このことは気になっていたけれど、なんとなく玉ねぎを冷凍するというやり方が好きになれず、放っておいたテーマだった。それを実際にやってみようと思った本当の理由は、NHKの某番組に出るにあたって、ディレクターと打ち合わせしている中で、撮影でこのことを取り上げてみようかという話になったからだ。
結論だけいえば、冷凍は効果があるということがわかった。ただ、記事の中でも書いたけれど、「効果があったからといって、今後、僕がそれを採用するかどうかは別問題」としつつ、「こういう素直じゃないところはいかがなものか」と自嘲している。
すると、この記事に読者からコメントが入った。
「水野さんのこだわり、ステキだと思います。素直じゃないからではないと思います。水野さんはちゃんと向き合い学ぶ方だと思います。なぜか、そんな気持ちがします。これからもずっとこだわっていて下さい」
抜粋するとそんなような内容だ。ま、嬉しいは嬉しいのだけれど、そんなに大げさなものじゃ……。玉ねぎを冷凍するかどうかのレベルの話だからね(笑)。
たしかこの「カレーになりたい」の日記(?)でも昔、「自分のなんとなく」は大事にしようと書いた通り、僕は今後も玉ねぎ冷凍はやらないと思う。
ただ、テレビで紹介することはありそうだ。それで誰かが喜んでくれる可能性が高いと判断すれば。そうすると、きっと「あいつ、玉ねぎ冷凍してたぜ」という冷ややかな反応もどこかに出るのだろう。コメントをくれた人もガッカリさせてしまうのだろうか。
まあ、別に深刻に考えているわけではないけれど、そんな風にアウトプットをしていくと、世の中の片隅で、玉ねぎを冷凍にする水野と冷凍にしない水野の2人が存在することになる。しかも、自分では玉ねぎを冷凍したくないのに人には冷凍をオススメしている水野というのも存在することになる。冷凍人間・水野。それがちょっと面白いことだと思う。

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