26冊目/あしたのルウカレー

東京カリ~番長で出版する2冊目となるレシピ本。
「ご当地カレー」以来、何年ぶりになるのだろうか。
今回は番長メンバーが8人に増えてからの強力体制。
8人がそれぞれに提案するルウカレーの姿。
表紙にドーンと豚角煮が見えるカレーは、リーダー作。
本書では、僕が長年ずっと温めてきた企画をコラムページで実施した。
それは、「おふくろカレー」についての考察。
8人のメンバーがそれぞれ実家の母親に連絡し、
自分たちが幼いころから食べ続けてきたおふくろカレーを作ってもらう。
それを東京に送ってもらって、水野家に持ち込んだ。
お互いのおふくろカレーを食べ比べしつつ、
カレーにまつわるトークに花を咲かせた。
この企画は、昔からずっとやりたかったものだ。
おふくろカレーの味わいにその人の生まれ育ちや人となりが見え隠れする。
非常にエキサイティングな企画だった。
この切り口は、自分たちの周囲にいるさまざまな人々にまで広げて
今後も楽しみたいと思っている。
他にもコラムでは、各食品メーカーのカレールウブランドを徹底的に食べ比べ、
ブレンドの相性やどのルウが一番うまいかの投票など好き勝手にやった。
こういうことするから、僕はカレーメーカーから嫌われるんだろうな。
でも、メーカーにおもねって、自由な活動のチャンスを放棄するよりもよっぽどいい。
僕たち東京カリ~番長は、いつまでもアングラ・サブカル・嫌われ者で生きていく(笑)。
それはそうと、本書は第2弾を出しましょう、という話が出ている。
僕は、「あしたのおふくろカレー」というタイトルにしたい、と提案しているが、
この件については、いい回答をえられていない。
   
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カテゴリー: 僕はこんなカレー本を出してきた |

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